鹿の食害の深刻です。私の行きたい山、行く山どこも禿げ山の様相です。
先日美山にて「知ろう、守ろう芦生の森 ―芦生の森が問いかけてるいるもの― 」と題するシンポジウムを拝聴してきました。
鹿の食害によって変わってしまった現状と生物多様性の保護再生への取り組みを考えるという趣旨で開催されました。
知ることは出来ても、行動できることはそう多くないです。たまに参加する鹿の防除柵のボランティアぐらい。
鹿の増加の要因は複合的ですが一番に狩猟者の減少、暖冬による生存率の上昇等上げられていました。
生物多様性を阻害するのは本質的には人間なんですね。絶滅さすのも増やしすぎるのも・・・。
これまで猪にしても鹿肉も食したことはありますが、正直言って美味しいとは思えませんでした。独特の獣のにおいとかあって。
でも今回試食した肉は少しは残っているものの全然普通に食べられました。これなら常食とはいかないまでも食べてもいいかなと思えました。
でもこういう風に適切に処理された肉はまだまだ高価で入手しやすいとはいません。
狩猟が経済的に成り立つ環境、流通までふくめたシステム構築への取り組みの報告があり、それが今回一番印象的でした。
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