GW後半は八丁川と品谷峠へ。小雨、雨降りだったけど正に新緑のシャワーで心洗われる場所だった。
昨年夏お会いした「八丁を守る会」のS野さんは私のことを憶えていて、まだ風呂が温かいから入って行けと盛んに勧められた。でもこんな時に入ると湯冷めしちゃう。(笑)
その代わり小屋で暖をとらせてもらい、あれやこれやと北山にまつわる楽しいお話や知りたかった名田庄の虫谷や永谷のことをを伺った。
GW中は毎日2、30人が訪れたそうでテントで泊まっていく人も。既に一張り、更に話をしている間にも学生らしき二人連れや親子連れも到着し泊まっていくようである。
やっと額縁の木を発見、記念撮影。様子は山の会のページで。
予定では更に遡上し、品谷山に回るつもりだったが雨もやや強くなり、時間も遅くなりそうなのでトラゴシ峠経由で戻ってきた。
峠手前の道はわかりにくいが方向さえ気をつければたどり着けると思う。峠からはそれなりに歩いた跡もあり八丁川方面の尾根を下り再び来たルートを引き返した。
翌々日、再び八丁周辺へ…。品谷峠の疑問を解決するために…。
どうせなら「北山の峠」にある品谷の様子も知りたくて佐々里キャンプ場の少し先の釜ヶ原から品谷を登った。
地形図では道がついているが予想どおり杉の倒木が多く荒れている。
植林の間に雑木が入り交じり湿った谷で草花はほとんどない。
所どころにカツラの大木や天然杉の大木が見受けられる。
あとの尾根のものもだが杉の大木はほとんど枯死している。
最後の二俣にある共生した木。
ここから尾根に取付いたが薄い道は地図よりもだんだん谷筋の真ん中へ。つづら折れしながら峠へ向かっている。
苔、苔、苔
また苔、苔、苔
峠を見上げる
疑問の品谷峠。
地形図の峠の記載位置は間違っているようで、「北山の峠」の記述、「山と高原地図」ではこの地点を品谷峠としている。
幅広の峠で北山でもその詩情は群を抜き、朔風が梢に満ちる清明の峠であると金久氏は記している。
地形図にはこの地点が峠と記載されている。
「ここは品谷峠ではありません」と記された板が置いたあった。疑問解決。
品谷山の山頂を往復し、峠からは西の市境尾根を下ることにした。
杉、雑木の尾根で面白味はあまりないかもしれない。所どころ馬酔木が生い茂っていてしだいに勢力を伸ばしてきそうな雰囲気である(嫌)。
小さな尾根分岐が多く注意してないと別の方向へ・・・。
天然の芦生杉が何本かあるがどれも枯死したものばかり。
時にはこんな所も
これが一番大きかった
前々日は沢山見たけど、この尾根にはわずか。
最後は八丁川を渡って林道をてくてく。
ふー!、写真沢山です。
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