手彫りの不動さん

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大飯町の田井谷にあるお不動さんを拝見してきました。

このお不動さんを彫らた方は、この地で炭焼きや郵便配達などしながら風土に根ざした絵をずっとお描きになっている渡辺淳(すなお)さんというお方です。横に彫られた文字のとおりの人生を歩んでこられました。
その手彫りの文字を拝見したくこの谷を訪れました。先週はこの上にある菅の坂峠を歩いており、一昨年前には尼公(にこ)峠や奥尼公も歩いた事があります。そこは渡辺さんが炭を担いで越えた峠であり、その周辺で寝泊まりしながら木を切り、炭を焼かれた山でもありました。

<※リンクを貼る際、過去記事を読みかえすとと誤字はあるし、文章もひどいです。恥ずかしい・・・・。>

     

不動さんの前に着くと自転車が一台。地元の方かと思ってると上から不動さんに供える水を持った老齢の方が降りてこられました。「こんにちは」と挨拶すると、なんと偶然にもその方こそ渡辺さんご本人でした。
渡辺さんもここ数日忙しくずっと家にいたので、たまには水を替えようとここに来られたそうです。この不動さんか峠の地蔵さまが会わせてくださったかのような縁を感じると話していただきました。

絵の事や、画家さんの事は全くわかりませんが、苦労しながら才能を開花、大成された方だと事前に知っていました。でもそんな方だと思えなほど福井弁(?)を交えながら気さくにお話させていただきました。不動さんのこと、昔はイノシシの番をこの辺でしていたとか色々伺うことができました。

その後、家に寄って行きなさいということでアトリエにお邪魔させていただきました。(渡辺さんに近い人たちはこれを「渡辺さんの強制連行」と呼ぶらしい)
パソコンがあったので私の菅の坂の地蔵の写真や山の木立の写真を見て、お褒めの言葉いただいたり、昔のスケッチを見せていただきました。昔は山の会におられたようでますます親近感を持たせていただきました。

帰りには本や絵までいただき、ほんとに愉快に楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございました。

渡辺さんは、ほんとに石に刻まれた言葉のとおりのお方です。

右のスケッチような絵がアトリエにいくつかありました。とてもとても大きな絵です。

私もこんな風景が好きなので私の感性も満更ではないかな(笑)

 

渡辺淳氏の作品(福井のGrlleryサライへのリンク)

川上通信(地域の情報発信ブログ)に今回のことを紹介ただきました。

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